Brand Story

sakka誕生について

sakka代表でシンガーソングライターの新妻由佳子です。

この商品は、敏感肌に悩む家族のために開発を始めました。
大切な家族のために誕生したからこそ、ブランド名は長女の名前から一文字をもらい、“咲く花”という想いを込めた造語「咲花(SAKKA)」と名づけました。

ありがたいことに、素晴らしい製造パートナーにも出会うことができ、5年という歳月をかけて、とことん“無添加”にこだわった商品が完成しました。


私の家族のように、肌が弱く悩んでいる人たちにも安心して使ってもらえるように――絶対に譲れなかったこだわりが、防腐剤や化学香料などを使わないことでした。

そのため、私のブランドはまず「バーム」一本で勝負します。

この5年間、クリームなど他の形状も試しましたが、バーム以外はどうしても成分に水を含んでしまいます。水を加えると腐りやすくなり、防腐剤の使用が必然となってしまいます。


さまざまな試作を重ねた結果、私の理想とするブランドコンセプトに最もふさわしい形状が「バーム」でした。
一滴の水も入らないからこそ、防腐剤は不使用。石油由来成分も合成香料も使わず、香りづけには天然の精油のみを使用しています。


正直、原材料にはかなりこだわっているため、原価も高めです(笑)。
それでも――1ミリも妥協をしたくなかった。
だからこそ、完成までに5年という時間がかかりました。

ブランドの核となる思い - Ethical By Nature -

― 美容の専門家ではない音楽家の私がつくるなら、愛する音楽の世界に通ずるようなプロダクトを ―

その想いからたどり着いたのが、地球、自然、動物、コミュニティ、そして人に優しいプロダクトでした。自然由来成分のみを使用し、香料はすべて天然精油。合成香料は一切使用していません。

容器にはリサイクル可能なガラスを採用し、外箱を廃止。代わりに採用したのが、タイ・バンコクのディンデーン地区で活動するクラフトエイドブランド「FATIMA」とのコラボレーションです。


私は2018年から、音楽を通してスラム街や恵まれない地域の子どもたちを支援する「タンブンプロジェクト」を続けていて、その活動を通してFATIMAを知りました。

FATIMAは、シングルマザーなどの経済的自立を支援するブランドで、通常は子ども服や布絵本を制作しています。

今回、子ども服づくりの過程で出る余り布を活用し、外袋を制作してもらうよう依頼。この外袋はフェアトレードで取引され、代金の全額が現地女性の支援につながります。


寄付ではなく「購入そのものが支援になる」そんな循環型の仕組みを大切にしています。


このブランドには、家族への想いと、音楽を通した支援活動から生まれた“支える人も、支えられる人も、みんなが笑顔に” という願いが込められています。